Mr.Kabuskyの投資論

個人投資家 / 株式投資 / テクニカル分析をメインに、短期スイングでトレード / note版 「Mr. Kabuskyの投資論」(https://note.mu/mr_kabusky)とツイッター(@kabu_ism)で、投資についての個人的な考えを発信しています。

投資に役立つ、他ジャンルの本

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この質問に対してお答えしよう。 投資に役立ち、なおかつ文体が平易で内容的にも面白い本を紹介する。紹介する本は読む上で前提となる知識は要求しない。どれも内容的に興味深い本ばかりだ。

 

 

お金は人を幸せにも、また不幸にもする。投資で運用するお金を実生活の中で使用する「お金」と同義だと捉えると、理性的な判断がしづらくなる。「ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!」ではお金にまつわるエピソードを「闇金ウシジマくん」を例に紹介しているが、お金が絡むといかに人間の判断力が歪んでしまうかよく分かる。お金によって身を滅ぼしかねない事例を知ることで、投資に対する態度も変わると言える。

 

 

投資には情報がつきものである。目に入る情報を精査し、未知のことについて推論を重ねつつ、自分なりの結論を下せるようにしなければならない。この能力は意識的に鍛える必要がある。「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」では、「地頭力」を鍛える方法論について述べている。「地頭力=未知の領域で問題解決していく能力」として、フェルミ推定を例に分かりやすく説明している。コンサルタント系の本だが、投資についても応用できる内容だと言える。

 

 

決断力 (角川oneテーマ21)」は個人的にお薦めの本である。というか、ツイッターでもそこそこしつこく紹介している。自覚はある。本書では、難しい局面でいかに決断するかについて書かれてある。将棋は偶然性が排除された完全な頭脳ゲームである。最善手を指す為に理詰めで考えていく。投資は偶然性が大いにあるゲームなので、すべてを真似すべきとは言わない。ただ、理詰めで推論を重ねていく局面では羽生先生の思考態度は非常に役に立つ。将棋に興味はなくとも一読の価値はあるだろう。※ただし、将棋に興味がないと具体的なエピソードを読んでも興味が湧かないかもしれない

 

 

3手詰ハンドブック」「5手詰ハンドブック」「 7手詰ハンドブック」もお薦めしたい。詰将棋は論理的思考力を鍛えるゲームである。私も良く解いている。駒の動かし方と詰将棋独自のルールを覚えたら誰にでも楽しめる。3手詰めは詰将棋の基本である。難しいなら、1手詰めの本もある。投資とは一見関係ないように見えるが、考えられる手筋を一つ一つ丁寧に検証するという点では、粘り強い思考力を鍛えることができる。

 

 

他人を支配する黒すぎる心理術」は心理学系の本である。投資と心理学は密接な関係にある。行動経済学という学問が登場したように、人間は非合理的な行動をする。その背後にある人間の心理を理解することができれば、非合理的な行動についても納得がいく。行動経済学を学ぶ前に心理学の外観を総ざらいするだけでも役に立つ。

ツイッターなどのSNSで発信される情報の真偽を確かめる為に、発信者の背後にある心理を理解することは重要である。ツイッターのプロフィール上で表記される具体的な資産額で相手の発信内容を信じているフシがあれば、心理学の罠にハマっている可能性がある。全てが虚偽の情報であるとは断定しないが、性善説的な考えで相手を見ると判断を見誤ることが往々にしてあることは肝に銘じたい。

 

 

 同じ心理学系の本でも、「限りなく黒に近いグレーな心理術」の方がよりサクッと読める。身近な事例を基に、どの部分に心理学的なテクニックが応用されているのか、非常に分かりやすく書いてある。分量的にも「他人を支配する黒すぎる心理術」より少ない。ちなみに、メンタリストのDaiGoさんはニコニコ動画で※有料チャンネルを開設している。私も会員だが、科学的データに基づいて「人生をより豊かにする行動術」について有益な情報を発信している。月額540円で更新頻度も高い。お薦めのチャンネルである。※YouTubeでは一部無料放送している

 

 


投資で失敗する人、成功する人の科学

 

 

 今回は、この辺りでお開きにする。他にも色々と投資に役立ちそうな本はあるが、それはまた別の機会に譲ることにしよう。本を読むだけで投資能力が上がるほど甘い世界ではないが、本を読まないことで損する面は大きい。自分の考えを明確化する為には言語運用能力が不可欠である。本を読む人間は基本的に考察能力が高い。学ぶことに遅すぎるということはないので、思い立ったが吉日。読書したいと思った時に即行動に移そう。