Mr.Kabuskyの投資論

個人投資家 / 株式投資 / テクニカル分析をメインに、短期スイングでトレード / note版 「Mr. Kabuskyの投資論」(https://note.mu/mr_kabusky)とツイッター(@kabu_ism)で、投資についての個人的な考えを発信しています。

常に能動的であれ

本日も与太話である。この時期の「買い」は長期目線で見るとアリなのかもしれない。ただ、その長期目線とやらがはっきりしない。来年の4月をデッドラインに据えるにしても、アノマリーだけで判断するのは少々危険のようにも見える。特に個別銘柄に限定すれば、やはり慎重にタイミングを見計らうべきだろう。

損切りの重要さはよく強調される。私も概ね同意する。ただ、損切りすべき状況というのは、大抵はエントリーポイントに問題があることが多い。他にはトレードの時間軸を考慮せずに、買って放置していたらいつのまにか含み損になっていたというケースもあるだろう。

いずれにせよ、エントリーからエグジットに至るまでの一連の流れはセットで考えた方が良いのは間違いない。ただ、損切りを強調するのは理解できるが、機械的に損切りを繰り返していては「損切り貧乏」に陥り、大事な資金を大幅に減少させてしまうことになる。

これは初心者に限らず、なかなか難しい問題である。特に兼業の場合はザラ場を常時監視できない。したがって、ボラの大きな銘柄に安易に取り組むと含み損のリスクに直面しやすくなる。やはり、銘柄選定も含めて十分に吟味することが重要だと言えそうだ。

ちなみに、「狼狽売り」という言葉があるが、乱高下の激しい銘柄は含み損のリスクを考えてすぐに手仕舞いせざるを得ないことが多い。これを「売らされた」などと表現する人間が居るが、そういう受動的な表現をすること自体に違和感を覚える。

信用取引のリスクを殊更に強調し、現物で買って握力を強めることを推奨するアカウントもあるが、これもあまり理解できない。相場は生き物である。自分の意思でコントロールできない以上、外観的には受動的な行動を取っているように見えても、決断する主体は常に能動的でなければならない。能動的に目の前の流れに身を任せたトレードをしていれば、「売らされた」状況にはならないはずである。それに、信用・現物に関係なく、受動的に行動していれば損失リスクの大きさに差はあれ、含み損の問題からは永久に逃れられない。

何はともあれ、受動的な行動を強いられる状況であっても、決断する際には能動的な意識で臨まなければならない。相場では誰も助けてはくれない。失敗した責任は常に自分にある。仮に失敗するにしても能動的な判断であれば、次に繋がる教訓を得られるはずだ。