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退場する人間の特徴とは?

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株式投資にギャンブル的要素があるにしても、そう簡単に退場する人間は居ないでしょう。ただ、そうは言っても、実際に退場する人間は少なからず存在します。では、どういった人間が退場しやすい傾向にあるのでしょうか。この点について簡単に考察して行きましょう。それを踏まえた上で、自分が当事者にならない為にも、どういった点に気をつけたら良いのかについて個人的な見解を述べることにします。

 

 

退場する人間の特徴

まず、退場予備軍で危険信号が点灯している人間としては以下の項目が当てはまるでしょう。

 

 

ざっと挙げると、こんな感じでしょうか。他にも色々と思いつくことはありますが、今回はこの程度に留めておきましょう。上記に挙げた項目は、過去に退場者を実際に目にしてきた中で、個人的に抱いた感想も入っています。主観的ですが、あながち間違いではないでしょう。では、各項目について簡単に説明していきます。

 

信用取引で漫然と短期売買(デイトレ)を繰り返す

 短期売買で失敗しないコツは、「何度も同じ銘柄を取引しないこと」です。経験値が備わってくると、デイトレに適した銘柄の特徴が肌感覚で理解できるようになります。日中足や歩み値などを参考に、小さな値幅を何度も積み重ねていく。これは、ゲーム感覚に近いですが、過度な集中力を要します。

 

連続的に様々な決断をするように迫られると、ウィルパワー(=意志力)を消耗しやすくなります。人は日常生活の中でも、意識的・無意識的にも様々な決断をしています。例えば、朝起きて朝食に何を食べるか、外出する際にどんな服装で出掛けるか、待ち合わせ場所にどういったルートで行くか、など色々あります。

 

朝起きた時よりも、夕方以降の方が判断力が鈍くなるのはその為です。なので、ウィルパワーが消耗されて判断力が鈍らないうちに大事なことは片付けておくべきでしょう。このことは、株取引においても同様で、漫然と短期売買を繰り返すとウィルパワーが消耗されやすくなります。ウィルパワーの消耗が判断力に影響を与えることを考慮して、意識的に取引する回数を制限するように努めたいところです。

 

有名トレーダーの言うことは絶対. すべてを鵜呑みにする

有名トレーダーと同じポジションを取り、その人物の一挙一動に注目して売買の態度を決める投資家は思いのほか多いと言えます。個人的な意見を言えば、こういった主体性のない行動を続けていると、いつか足をすくわれます。他人の意見を参考程度にするにせよ、全面的に依存するのは退場予備軍としての適性は極めて高いと言えるでしょう。

 

有名トレーダーの積極的な情報発信は慈善事業でやっているのではありません。詳細は割愛しますが、情報発信する際の「意図」を考えることで、情報の扱い方は飛躍的に上手くなります。株は情報戦の側面が大きいので、完全に情報をシャットアウトするのは得策ではありません。しかし、情報を鵜呑みにしていては投資家としての成長は期待できないと断言できるでしょう。

 

値動きの激しい銘柄ばかりを好む

値動きの激しい銘柄は短期間で資金を増やしたい投資家にとっては魅力的に映ります。ただ、値動きの激しい銘柄は需給が最終的な決定権を握っています。なので、相場終了のサインを的確に掴むことは上級者でも困難であると言えます。多少の痛手を被ることは前提で、トータルで勝つことを念頭に置いているのが通常でしょう。

 

値動きばかりを重視していると感情的な判断を下しやすくなります。感情的な判断はギャンブル的要素を含むので、投資成績は安定しません。感情的な判断を抑制する為にも、値動きの激しい銘柄は程々にしておくべきでしょう。

 

投入する資金額は常に全力

資金額を短期間で増やしたい人間が、現物と信用のダブルコンボでフルコミットする光景をたまに見かけます。こういったギャンブラー的スタイルの退場リスクは極めて高いと言えます。結果にコミットするのは結構ですが、資金力がライザップされるとシャレになりません。自分だけは例外と思っていても、大体において原則通りに退場していくのがオチです。

  

株価は企業の業績だけに注目すれば良いのではありません。様々な要因が複合的に絡み合って株価は決定されます。エスパーでもない限り、突発的な出来事に応じて適切な対応などできません。そのような不確定要素に備えて、適度な投資額に抑えることは最低限のリスク管理であると言えるでしょう。

 

チャートは気にせず、売り時は周りの意見を参考にして考える

チャートを軽視して自爆する人間は多いです。チャートは投資家心理を的確に表現している指標です。チャートが崩壊した局面で「相場は終了していない」と声高に叫ぶ人間が少なからず存在します。この言葉を額面どおりに解釈するのは少々リスキーでしょう。

 

チャートが崩壊した時点で即撤退が原則です。仮に株価を戻したとしても、反転を確認してから再エントリーするので十分間に合います。フリーフォールの状態で握力を高める義務はどこにもありません。「ガチホ」するのは自己満足に過ぎないです。ダメージを最小限に抑える為にも流れに逆らってはいけないと言えるでしょう。

 

退場する人間は、投入する資金額が全力で、なおかつ他人の意見に全面依存している場合が多いです。例外はあるにせよ、第三者的には崖っぷちを全速力で駆け抜けているようにしか見えません。その勇気は称賛されるべきかもしれませんが、投資においては不要なメンタリティです。

 

売り時を周りの意見を参考にして決めるのも同様に危険です。「目標株価」など安易に信じるべきではありません。話半分に聞いて、あとは現実的にシビアに売り時を判断すべきです。退場する人間の多くは利益を得ることしか考えていません。損する状況をなるべく回避するように気を付けるのが本来のあり方と言えます。だからこそ、主体的な判断がどこまでも求められるのです。

 

最後に

以上、各項目について簡単に考察してきましたが、自分自身が退場する側の人間にならない為にも、上記のことについて自分なりの解決法を早く確立しておきたいところです。

 

退場するリスクは誰にでも存在します。そのリスクを抑える為の心構えはすぐにでも実践できることばかりです。当たり前のことがピンチを救ってくれることは、相場においてはよくあります。今回の記事で、そのことが少しでも喚起できたら幸いです。